【ニホントカゲ・ニホンカナヘビ】人に懐くの?人に慣れさせる方法は?

爬虫類
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ニホントカゲやカナヘビの飼育を検討する上でこのような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。レオパやコーンスネーク等の良くペットショップで見かける爬虫類に比べてニホントカゲやニホンカナヘビはペットショップでも取り扱いが少ない為、主な入手手段は野生個体の捕獲になります。
ペットショップで販売されている個体は人馴れしているケースが多いですが、野生の個体がどの程度人に懐く・慣れるのか気になる方も多いと思います。

結論から言いますと、トカゲやカナヘビに限らず爬虫類は人に懐くことはありません。なので、犬や猫や鳥などのように、人間の言う事を聞かせる事は不可能です。よくテレビでワニの口に手や頭を入れるショーなどをやっているのを見かけますが、あれはワニの習性を上手く利用しているだけであり、決して人間の言う事を聞いているわけではありません。以前、私が大型のトカゲを飼育していた時も10年以上飼育していたにも関わらず隙があれば常に脱走の機会を狙っていました。

そんな人に懐かない爬虫類ですが、人に慣れさせる事は可能です。飼育して感じた事はニホントカゲやカナヘビは小さいながら一定の知能があり、餌場や水場の位置を覚えることが出来ます。
そして、トカゲやカナヘビにとって人間(飼い主)が危険な生き物ではなく、餌の運び屋という彼らにとって利益があるものだと覚えさせれば人にはかなり慣れていきます
個々の性格により個体差はありますが、野生で捕獲した個体でも時間をある程度かければ人がケージを開けたり、多少触れたりしたくらいでは逃げなくなり、人間の手から直接餌を与える事も可能になります。
この記事では、人に慣れさせる方法と慣れるまでの期間を紹介します。

ニホントカゲやニホンカナヘビを人に慣れさせる方法と慣れるまでの期間

飼育環境を整える

当然ですがまずは、しっかり飼育環境を整えて安心して暮らせる環境を作る事が大切です。
環境が良くないと人に慣れるどころか餌を食べてくれません。まずはしっかりとケージ内の環境作りをしましょう。

また、普段の飼育時からトカゲやカナヘビから見えている時はあまり速く動かない事も大事です。
速く動くとトカゲ達が驚いて警戒します。特にニホントカゲは警戒心が強く、床材に潜ってその日は出てこないという事も良くあります。
トカゲ達に見られている時はなるべく早く動くのは控えましょう。

そして人に慣れさせる大事なポイントは室内飼育を行う事です。常に人が見えている状態で飼育を行うため、屋外飼育より室内飼育の方が圧倒的に人に慣れやすいです。

焦らず少しづつ慣れさせる

私は下記のような段階を経て給餌を行っています。個体差があるため、中にはいくら頑張っても人間の手から餌を食べない個体もいますが経験上、7~8割の個体は飼育を始めてから半年程度で手から直接給餌できるようになります。※()内は室内飼育時の参考の日数となります。

①捕獲してすぐは人が近くにいるだけで餌を食べません。まずはケージ内に直接活餌を入れて自然に近い状態で給餌します。(捕獲~約1ヶ月)

②餌皿の中にミルワームやハニーワーム等の逃げにくい餌を入れて給餌します。人がケージの近くに近寄っても逃げなくなってきたら③に移行します。(①の後、約2か月程度)

③柄の長いピンセットで与えます。なかなか食べてくれませんが、根気強くチャレンジしてみてください。ピンセットで普通に給餌出来るようになったら④に移行します。(②の後、約2か月程度)

④手渡しで与えても食べるようになります。このころになると多少撫でても逃げなくなるくらいになっていると思われます。③から④は高い壁があるので諦めずに頑張ってください。(③の後、約2か月程度)

また、その他の注意点として給餌の際に上から手を入れない(生体の死角から手を近づけない)事も早く慣れさせるポイントの一つです。野生下でのトカゲは鳥や蛇の餌になる事が多いため、上から近づくものや、動きが早いものを警戒する習性があります。
給餌の際は出来る限りトカゲ達の視界に入る位置からゆっくりと餌を認識させて与えてください。

まとめ

  • 人が来ると餌がもらえると覚えさせる。
  • 飼育環境を整える
  • 生体の前で早く動かない
  • 死角(特に上から)手を出さない
  • 焦らず少しずつ慣れさせる

以上が野生のニホントカゲやニホンカナヘビを人に慣れさせるポイントになりますので参考にして頂ければ幸いです。

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