【爬虫類】飼育や購入時等によく使われる用語集

爬虫類
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  1. ア行
      1. アウトブリード(異系交配)
      2. アザンティック(Axanthic)
      3. アネリスリスティック(Anerithristic)
      4. アメラニスティック(Amelanistic)
      5. アルビノ(Albino)
      6. イエコ(ヨーロッパイエコオロギ)
      7. インブリード(近親交配)
      8. 温度勾配
      9. 温浴
  2. カ行
      1. ガットローディング
      2. 強制給餌
      3. 拒食
      4. クーリング (Cooling)
      5. クラッチ (Clutch)
      6. クラッチメイト (ClutchMate)
      7. クル病(代謝性骨疾患)
      8. クレスト
      9. ケージ
      10. 恒温動物(こうおんどうぶつ)
  3. サ行
      1. 再生尾
      2. サーモスタット
      3. ザンティック(Xanthic)
      4. シェルター
      5. 紫外線ライト
      6. 自切
      7. ジャイアントミルワーム
      8. シルクワーム
      9. 総排出腔
  4. タ行
      1. ダスティング
      2. 脱皮
      3. 脱皮不全
      4. 炭化コルクボード
      5. 暖突
      6. デュビア
      7. 特定外来生物
  5. ナ行
  6. ハ行
      1. バスキング
      2. バスキングライト
      3. ハッチ
      4. ハッチリング
      5. ハニーワーム
      6. ハンドリング
      7. ビタミンD3
      8. フィリアルカニバリズム
      9. フタホシコオロギ
      10. ブリーダー
      11. ヘミペニス
      12. 変温動物(へんおんどうぶつ)
  7. マ行
      1. マウスロット
      2. ミルワーム
      3. メタハラ
      4. メラニスティック(Melanistic)
      5. モルフ(Morph)
  8. ヤ行
      1. 床材
      2. 指とび
  9. ラ行
      1. 卵生
      2. 卵胎生
      3. レッドローチ
  10. ワ行
  11. A~Z
      1. CB (Captive Bred)
      2. CH (Captive Hatched)
      3. CR   (Captive Raised)
      4. FH (Farm Hatched)
      5. T+アルビノ(チロシナーゼポジティブアルビノ)
      6. T-アルビノ(チロシナーゼネガティブアルビノ)
      7. WC(Wild Caught)・WD(Wild)

ア行

アウトブリード(異系交配)

血縁に共通の祖先がいない個体同士で交配を行う事。対義語はインブリード

アザンティック(Axanthic)

黄色色素欠乏の突然変異のこと。略してアザンとも呼ばれます。体色が緑色(青+黄)の個体は黄色色素が欠乏し、青色になります。

アネリスリスティック(Anerithristic)

赤色色素欠乏の突然変異のこと。略してアネリとも呼ばれます。コーンスネークでよく見られます。

アメラニスティック(Amelanistic)

黒色色素欠乏の突然変異もこと。爬虫類において一般的にアルビノと呼ばれています。

アルビノ(Albino)

本来の意味は色彩変異の総称ですが、アメラニスティック(主にT-アルビノ)を指して良く使われます。目は赤く、体色は白、透明、黄色などになるケースが多く見られます。

イエコ(ヨーロッパイエコオロギ)

ヨーロッパイエコオロギのこと。体色は薄い茶色の小型のコオロギ。肉質は柔らかく、中小型の虫食性爬虫類・両生類の主食として扱われています。動きが早く特に跳躍力が優れているためピンセット給餌の際は苦労します。乾燥を好み湿気に弱いため、飼育の際は注意が必要ですが湿気以外はほぼ注意点もなく繁殖を行いやすい種類です。

 

インブリード(近親交配)

血縁の近い個体同士で交配を行うこと。爬虫類においては、目的となる特徴の強い個体同士を交配させてより特徴の強い(見た目の良い)個体を生み出す為に行われる繁殖方法です。特徴の強い個体が生まれやすくなる一方、先天性の病気や障害が起きやすくなるデメリットもあります。対義語はアウトブリード

温度勾配

爬虫類は変温動物(外部の温度により体温が変化する動物)のため、ケージ内で温度の高い場所と低い場所を作り、生体自身で適した温度を選べるようにする必要があります。このことを「温度勾配をつける」と言います。

温浴

爬虫類の洗浄効果の他、脱皮不全の解消、便秘の解消を目的としてぬるま湯に入れる事。急激な温度変化は生体に負荷をかけてしまうため注意が必要です。

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カ行

ガットローディング

生餌に事前に栄養価の高い餌を与え、生餌の栄養価を高める方法。ガットローディング用の餌(生餌の餌)も売っています。

強制給餌

拒食している生体に口を開かせて強制的に餌を与える事。かなりの負荷が生体にかかるため最終手段として行われます。

拒食

生体が食事をとらなくなる事。環境の変化や病気、いつもの餌に飽きた等の理由で起こる事が多いです。

クーリング (Cooling)

冬眠や繁殖を目的とし、ケージ内の温度を下げる事。リスクを伴うので行う際は予備知識や事前準備が必要です。

クラッチ (Clutch)

一度の交尾あたりの産卵回数の数え方の単位。一度の交尾で複数回産卵を行う種類の場合、その一度以降交尾をしないまま数回のセットに分けて産卵を行います。このセットをクラッチと呼びます。1クラッチに産む卵の個数は種類によって異なります。

クラッチメイト (ClutchMate)

同じクラッチで生まれた個体同士のこと。

クル病(代謝性骨疾患)

カルシウム不足により骨が軟化する病気。

  • 症状:背骨・尻尾・手足の変形・顎の軟化等があり、症状が進行すると四肢の麻痺・痙攣・骨折が起こります。また、下顎が大きく腫れることもありグロテスクスマイルともよばれています。
  • 原因:カルシウム不足ですが、カルシウムを吸収するにはビタミンD3が必要です。そのビタミンD3は日光浴によって体内で生成しているため紫外線不足によっても引き起ります。
  • 予防策:紫外線ライトの設置やカルシウム剤、ビタミン剤を普段の餌に添加して与えて予防しましょう。

クレスト

一部の爬虫類の頭部や背中、尾にあるトゲ状の突起のこと。

 

ケージ

爬虫類を飼育するための容器。爬虫類専用のものだけでなく、水槽やプラスチック製のものなど総称してケージと呼びます。

恒温動物(こうおんどうぶつ)

気温や水温など、外部の温度に左右されずに自身の体温を一定に保つことができる動物のこと。一般的には哺乳類・鳥類などが代表として挙げられる。対義語は変温動物(へんおんどうぶつ)

 

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サ行

再生尾

自切後に生える尾の事。再生尾は中に骨はなく、代わりに軟骨により支えられています。

サーモスタット

温度の自動調節装置のこと。一定の温度で加温スイッチを入り切りし、自動で温度調節を行います。

ザンティック(Xanthic)

黄色色素が強い突然変異のこと。

シェルター

ケージ内に設置する生体の隠れ家のこと。岩や流木などの自然物の他、素焼きや陶器等の人工物も販売されています。土中に潜らない種や、夜行性の種などはストレス軽減のため特に必要とされます。

紫外線ライト

昼行性爬虫類の室内飼育に必要な紫外線を照射するライト。紫外線(UVB)に当たることでカルシウムの吸収に必要なビタミンD3を体内にて生成します。クル病(代謝性骨疾患)の予防の為にも必要です。

自切

トカゲやヤモリが外敵に襲われた際に自ら尾を切る行為のこと。自切した尾はしばらく激しく動き回ることでで外敵の注意を引き、その隙に逃げることができます。切断面は筋肉が収縮し出血を抑えられるようになっています。再生した尾(再生尾)は外見の体色が異なっていたり、元の尾よりも長さが短くなることが多いです。また再生尾は中に骨はなく、代わりに軟骨により支えられています。これら自切を行うトカゲ類の尾は、脊椎に自切面という節目があり切れやすい構造になっています。そのため人為的に尾を切断しても、同様の反応は見られません。自然界では自切により外敵から逃避できる可能性もありますが、尾に栄養分を貯めることの多いトカゲ類は飼育下ではメンテナンス中の不注意や物に尾が挟まった際等に自切し結果として体調を崩してしまうこともあります。また、トカゲ類全てが自切を行うわけではなく、また同じ科でも自切後に再生尾が生えない種もいます。

左上は自切していない個体、右下は自切後2カ月の個体

ジャイアントミルワーム

ツヤケシオオゴミムシダマシの幼虫。大型魚類・爬虫類・両生類・小型哺乳類・鳥類等の餌として売られているため、これらを取り扱っているペットショップで販売している事が多く、比較的手に入れやすい餌です。外見は大きいミルワームです。

シルクワーム

蚕(カイコ)の幼虫。主食は桑(クワ)ですが、飼育用の人口餌も売っています。ネットショップでは見かけますが、店頭で売っている店はかなり少なく、販売している餌の中では手に入れる事が難しい餌です。

 

総排出腔

総排出腔(そうはいしゅつこう/くう)、または総排泄腔(そうはいせつこう/くう)とは、ほとんどの軟骨魚類、両生類、爬虫類、鳥類、およびごく一部の哺乳類に見られる、直腸・排尿口・生殖口を兼ねる器官のこと。

タ行

ダスティング

粉末栄養剤を餌に添加すること。爬虫類用のビタミン剤やカルシウム剤等が市販されています。

脱皮

成長により外皮がまとめて剥がれること。

脱皮不全

脱皮の際に、うまく皮が脱げないこと。放置していると脱皮殻が乾燥して食い込み、血行障害を起こして尻尾や指が壊死し欠損する(指とび)可能性があります。

炭化コルクボード

コルク樫の樹皮を砕き、高温の蒸気で蒸し固めたもの。粉砕したコルクを蒸し焼きにした際に、コルク樹皮のもつ油分が接着剤の役目をするため科学物質を使用せずに天然素材のみで作られています。

水に強く腐りにくい、軽くて加工しやすい、消臭効果や坊ダニ効果等の特徴から園芸やビバリウム、爬虫類や両生類ケージの床材及び壁材、自作シェルター、両生類の浮島など様々な用途で活躍する素材です。断熱性や防虫性に優れているため、住宅の断熱材等にも使用されています。

暖突

ケージの天井部に設置し、遠赤外線でケージ全体を温める暖房器具。

デュビア

アルゼンチンモリゴキブリのこと。活餌として売られています。

特定外来生物

外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるもの。生体の飼育や輸送が規制されている為、餌としての捕獲の際にも注意が必要です。

ナ行

ハ行

バスキング

バスキング(basking)英語で日光浴、日向ぼっこの意味。

バスキングライト

赤外線を含む光を照射するライトのこと。ケージ内の一部にバスキングスポットと呼ばれる専用のエリアを作り、爬虫類が自由に日向ぼっこできる環境を用意するために使われます。

ハッチ

孵化すること。

ハッチリング

孵化したての生体のこと。

ハニーワーム

ハチノスツヅリガの幼虫。ふすま(小麦を製粉したときに篩い分けられる糠)にはちみつを混合した飼料を好み、ハニーワーム専用の餌(ハニーワームフード)も市販されています。ネットショップでは見かけますが、店頭で売っている店は少なめです。比較的手に入れにくい餌ですが、好んで食べる個体が多く脂肪分も多いため拒食中の個体や抱卵中の個体に与える際に便利な餌です。

ハンドリング

爬虫類を手に取りスキンシップをとること。メリットとしては体調確認や、ケージの掃除で生体を手に取る際にあらかじめ慣らしておくことでスムーズに行う事が出来る事です。デメリットとしてはハンドリングがストレスを与えてしまい拒食等の原因になってしまう事がある、などが挙げられます。

ビタミンD3

ビタミンの一種であり、カルシウムを吸収するために必要な日光浴によって生合成される栄養素。食事で摂取する際は餌に栄養剤を添加して与えます。

フィリアルカニバリズム

子育て中の親が自分の子供を食べてしまう現象のこと。爬虫類だけではなく、昆虫・魚類・鳥類・哺乳類でもそういった現象がみられることがあります。主な原因としては、自分の子供(卵)に危害が及んだ際に「捕食者の栄養になるくらいなら自身の栄養に」という理由から起こる現象と考えられています。飼育下にて孵化するまで卵を守る種類が産卵した場合、卵の様子を飼主が不用意に確認を行うと母親が外敵の攻撃と判断し、卵を食べてしまうケースがある為注意が必要です。

フタホシコオロギ

黒い体色の中型のコオロギ。イエコに比べ、跳躍力が弱いため取り扱いはしやすいです。また繁殖もさせやすく、中小型の虫食性爬虫類・両生類の主食として扱われています。

ブリーダー

人工繁殖を行う人のこと。

ヘミペニス

ヘビとトカゲのオスだけが持つ外部生殖器のこと。体内受精のために精子をメスの体内に送り込む挿入器官である点では哺乳類などが持つ陰茎と同じですが、陰茎とは異なり左右に一対あり、半陰茎とも呼ばれます。

変温動物(へんおんどうぶつ)

外部の温度により体温が変化する動物のこと。一般的に、魚類・爬虫類・昆虫などが代表して挙げられる。対義語は恒温動物(こうおんどうぶつ)

マ行

マウスロット

爬虫類の口内炎のこと。捕食の際のケガや喧嘩等で、口内を負傷した箇所が細菌感染を起こし発症する事が多い。
症状は口内に膿が溜まったり、出血を起こしたりする事が多く、重症化すると目の付近まで炎症が及ぶため早期の治療が必要です。

ミルワーム

ゴミムシダマシの幼虫。魚類・爬虫類・両生類・小型哺乳類・鳥類等の餌として売られているため、これらを取り扱っているペットショップで販売している事が多く、手に入れやすい餌です。

餌として売られているミルワーム

餌として売られているミルワーム

メタハラ

メタルハライドランプの略。水銀とハロゲン化金属(メタルハライド)の混合蒸気中のアーク放電による発光を利用した高輝度、省電力、長寿命のランプのこと。強い光でケージ内を照らす際に使用する。

メラニスティック(Melanistic)

黒色色素が強い突然変異のこと。

モルフ(Morph)

遺伝的に固定されている見た目(体色や柄)の形質のこと。

ヤ行

床材

ケージの底面に敷く材質のこと。飼育する生体の種類によって適した素材が異なります。

指とび

脱皮不全等が原因で指先を失うこと。

ラ行

卵生

卵を産む動物のこと。

卵胎生

卵を胎内で孵化させて子を産む動物のこと。

レッドローチ

餌用として販売されているゴキブリのうちの一種。主に活餌として利用される事が多く、繁殖させやすい。

ワ行

A~Z

CB (Captive Bred)

飼育下繁殖個体を指します。飼われている個体同士で繁殖させて生まれた個体です。産まれた時から人に飼われている為、穏やかな性格になりやすく人に慣れやすいです。また、拒食や寄生虫の心配も少なく安全に飼育しやすい個体です。

CH (Captive Hatched)

飼育下で抱卵個体(野生下で妊娠した個体)から生まれた個体や、野生の卵を採集してそれから孵化した個体を指します。CB(飼育下繁殖個体)と区別されない場合が多いです。

CR   (Captive Raised)

WC(野生で捕獲した個体)を飼い込んだりケアやトリートメントなどを行った個体を指します。WCを駆虫したり餌付けを行ったという事からCRと表記される場合もあります。

FH (Farm Hatched)

その個体の生息地に作られたファーム(養殖地)で繁殖を行った個体です。ファームCBやCF(Captive Farmed)と表記される事もあります。環境によってはWC(野生で捕獲した個体)と変わらなかったり、CB(飼育下繁殖個体)のように管理されていたりと様々です。

T+アルビノ(チロシナーゼポジティブアルビノ)

メラニン色素を作り出すチロシナーゼという酵素を持ったアルビノのこと。チロシナーゼの生成が少なくとも出来るため通常より薄めの体色になります。一般的に言われるアルビノのように赤い目ではなく、黒い目になるケースが多いです。

T-アルビノ(チロシナーゼネガティブアルビノ)

メラニン色素を作り出すチロシナーゼという酵素を持たないアルビノのこと。一般的にアルビノと呼ばれるのはこれです。体は白く赤い目になるケースが多いです。

WC(Wild Caught)・WD(Wild)

野生の個体を捕獲したものを指します。野生下で生きてきた個体の為、気性が荒く人に慣れていない場合がほとんどです。また、ケガや寄生虫の問題はほぼ確実にあり、指や尾が一部欠損しているケースが良く見られます。飼育をする際は拒食や咬み付きなどの心配はあり飼育の難易度は少し高めですが、野生で生きてきたためCB(飼育下繁殖個体)よりも色彩や体格が良い個体が多く見られます。

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