Impact-Site-Verification: fd0c876d-cb9c-41ea-adf1-e65122990e35 爬虫類全般に使えるモルフ遺伝の基礎知識⑤ 《優性+劣性モルフが混ざる場合の計算方法について》

爬虫類全般に使えるモルフ遺伝の基礎知識⑤ 《優性+劣性モルフが混ざる場合の計算方法について》

爬虫類
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「モルフごとに2つ」を意識すれば必ず解ける

パステル+アルビノのように、
遺伝形式の違うモルフが同時に関係する繁殖は、
「親が遺伝子をたくさん持っているように見えて混乱する」
という声がとても多い部分です。

まず大前提から整理しましょう。

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大前提:親が持つ遺伝子の考え方

親が持つ遺伝子はこうなっている

  • 1モルフにつき、遺伝子は必ず2つ

  • モルフが2種類あれば
    2セットあるだけ

❌ 遺伝子を4つ持っている
⭕ 「2つ×2モルフ」

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今回使う例(よくある組み合わせ)

  • パステル(共優性)

  • アルビノ(劣性)

遺伝子の表記は以下で統一します。

  • パステル

    • P:パステル遺伝子

    • p:ノーマル

  • アルビノ

    • A:ノーマル

    • a:アルビノ遺伝子

ステップ① 親の遺伝子型を決める(誤解しない書き方)

親①の状態

親①は、
パステルとアルビノを「別々に」持っている個体です。

  • パステルについて:

    • P と p → Pp(ヘテロ)

  • アルビノについて:

    • A と a → Aa(ヘテロ)

👉
これは
「パステル用に2つ」「アルビノ用に2つ」
持っているという意味です。

まとめ表記:Pp/Aa
(便宜上「Pp Aa」と書くことがあります)

親②の状態

親②も同じ考え方です。

  • パステルについて:

    • p と p → pp(ノーマル)

  • アルビノについて:

    • A と a → Aa(ヘテロ)

👉
こちらも
「2モルフ分のセットがある」だけで、
1モルフにつき2つのルールは変わりません。

まとめ表記:pp/Aa

ステップ② モルフごとに「完全に分けて」考える

ここが最大のコツです。

👉
優性(共優性)と劣性は、同時に考えない

まずはパステルだけ、
次にアルビノだけを見ます。

ステップ③ パステル(共優性)だけを計算

Pp × pp

p p
P Pp Pp
p pp pp

結果

  • パステル(Pp):50%

  • ノーマル(pp):50%

ステップ④ アルビノ(劣性)だけを計算

Aa × Aa

A a
A AA Aa
a aA aa

結果

  • ノーマル(AA):25%

  • ヘテロ(Aa):50%

  • アルビノ(aa):25%

ステップ⑤ 最後に確率を掛け算する

ここで初めて2つを合体させます。

パステルアルビノが生まれる確率

  • パステルになる確率:50%

  • アルビノになる確率:25%


50% × 25% = 12.5%

生まれてくる子の内訳(整理)

見た目 確率
パステルアルビノ 12.5%
アルビノ 12.5%
パステル(アルビノヘテロ) 25%
ノーマル(アルビノヘテロ) 25%
パステル 12.5%
ノーマル 12.5%

合計100%になります。

よくある勘違い(ここ重要)

「Pp Aa って4つ持ってる?」

→ ❌
2モルフ分の2セット

「一気に表を作らないとダメ?」

→ ❌
むしろ分けた方が安全

「見た目に出ない遺伝子は無視?」

→ ❌
次世代に必ず影響します

まとめ

  • 親は「1モルフにつき2遺伝子」しか持たない

  • 優性+劣性は必ず分けて考える

  • 最後に確率を掛け算する

この考え方が身につけば、
優性+劣性が混ざるモルフ計算はもう怖くありません。









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