Impact-Site-Verification: fd0c876d-cb9c-41ea-adf1-e65122990e35 爬虫類全般に使えるモルフ遺伝の基礎知識④ 《モルフ計算について》

爬虫類全般に使えるモルフ遺伝の基礎知識④ 《モルフ計算について》

爬虫類
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確率の考え方と計算方法をゼロから理解しよう

爬虫類の繁殖でよく聞く、

  • 「この掛け合わせだと何%でアルビノが出る?」

  • 「ヘテロ同士だとどうなる?」

こうした疑問は、モルフ計算が分かればすべて説明できます。

この記事では、
遺伝が苦手な人でも迷わないように、順番通りに考える方法を解説します。

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モルフ計算は「難しい計算」ではない

先に結論です。

👉 モルフ計算は
足し算・掛け算・確率の考え方だけでできます。

覚えるのはたった3ステップ。

  1. 親が持っている遺伝子を確認

  2. 親が子に渡せる遺伝子を出す

  3. 組み合わせを全部書き出す


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ステップ① 親の遺伝子型を決める

まず最初にやることは、
親がどの遺伝子を2つ持っているかをはっきりさせることです。

爬虫類は、
1つのモルフ(形質)につき必ず2つの遺伝子を持っています。


例:劣性モルフ(アルビノ)の場合

ここでは分かりやすく、

  • A:ノーマル遺伝子

  • a:アルビノ遺伝子

として考えます。

呼び方 遺伝子型 説明
ノーマル AA アルビノ遺伝子を持っていない
ヘテロ Aa 見た目はノーマルだがアルビノ遺伝子を1つ持つ
アルビノ aa アルビノ遺伝子を2つ持ち、見た目に発現

👉 ここが重要ポイント

  • 見た目がノーマルでも
    「AA」なのか「Aa(ヘテロ)」なのかで
    繁殖結果は大きく変わります。


なぜ「2つ」なのか?

親個体自身も、

  • 父親から1つ

  • 母親から1つ

遺伝子を受け取って生まれているため、
最初から必ず2つ持っている状態です。

つまり、

  • 親がAAなのか

  • 親がAaなのか

  • 親がaaなのか

を決めないと、
モルフ計算はスタートできません。


ステップ①のまとめ

  • まず「この親は何を2つ持っているか」を決める

  • 見た目だけで判断できない場合は「ヘテロの可能性」を考える

  • AA / Aa / aa のどれかに必ず当てはめる

この時点では、
まだ計算はしません。

👉
「親の遺伝子型を確定させる」
これがモルフ計算の土台になります。

ステップ② 親が渡せる遺伝子を出す

親は2つのうち1つだけを子に渡します。

親がヘテロ(Aa)の場合

  • A を渡す:50%

  • a を渡す:50%

親がホモ(AA / aa)の場合

  • 100%同じ遺伝子を渡す


ステップ③ 組み合わせをすべて出す

父・母が渡す遺伝子を組み合わせます。
これが モルフ計算の核心部分です。


例① 劣性モルフ

ヘテロ × ヘテロ(Aa × Aa)

父\母 A a
A AA Aa
a aA aa

結果

  • AA(ノーマル):25%

  • Aa / aA(ヘテロ):50%

  • aa(モルフ):25%

👉 アルビノが25%で出る、という計算結果になります。


例② 劣性モルフ

ヘテロ × モルフ(Aa × aa)

父\母 a a
A Aa Aa
a aa aa

結果

  • ヘテロ:50%

  • モルフ:50%

👉 ノーマルは生まれません。


例③ 共優性(不完全優性)

ノーマル × モルフ(aa × Aa)

※ A=モルフ遺伝子

父\母 A a
a Aa aa
a Aa aa

結果

  • モルフ(Aa):50%

  • ノーマル(aa):50%


例④ 共優性

モルフ × モルフ(Aa × Aa)

父\母 A a
A AA Aa
a aA aa

結果

  • スーパーフォーム(AA):25%

  • モルフ(Aa):50%

  • ノーマル(aa):25%

👉 スーパーフォームが出る可能性がある掛け合わせです。


複数モルフの計算はどうする?

基本ルール

👉 1モルフずつ分けて考える

  • アルビノ(劣性)

  • パステル(共優性)

それぞれ別に確率を出し、
最後に掛け算します。

簡単な考え方

  • アルビノが出る確率:25%

  • パステルが出る確率:50%

➡ 同時に出る確率
25% × 50% = 12.5%


モルフ計算でよくある間違い

「ヘテロはモルフが出ないから関係ない」

→ ❌ 子にはしっかり影響します

「確率=必ずその数出る」

→ ❌ あくまで可能性の話

「1腹ごとに確率が変わる」

→ ❌ 毎回同じ確率です


モルフ計算が分かると何ができる?

  • 狙ったモルフの出現率が分かる

  • 致死リスクのある掛け合わせを避けられる

  • 販売・購入時の説明ができる

  • 繁殖計画が立てやすくなる


まとめ

  • モルフ計算は「親 → 渡す → 組み合わせ」の順で考える

  • 難しい数式は一切不要

  • 表を書けば必ず答えが出る

モルフ計算は、
慣れるほどシンプルに感じる知識です。









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