知識不足ではなく「考え方のズレ」が原因です
爬虫類のブリードを始めたばかりの頃、
多くの人がこう感じます。
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計算は合っている
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理論は理解した
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あとは組むだけ
それでも失敗する人が多いのはなぜか。
原因は知識そのものではなく、考え方のズレにあります。
この記事では、初心者がほぼ確実に一度は踏む失敗を整理しました。
失敗① 「計算できる=出る」と思ってしまう
よくある勘違い
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25%ならそのうち出る
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ダブルでも数匹で出るはず
現実
確率は期待値であって保証ではありません。
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10匹生まれても0匹
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1匹目でいきなり出る
どちらも普通に起こります。
1クラッチで結果を判断しないこと
失敗② いきなりダブル・トリプルを狙う
ブリードを始めると、
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ダブルかっこいい
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トリプルを作りたい
となりがちです。
よくある末路
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個体数だけ増える
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仕込み不足
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完成形がいつまでも出ない
まずはシングルモルフを安定させる
失敗③ ヘテロ個体を軽視する
見た目が地味
=価値が低い
と思ってしまう失敗。
現実
ダブル・トリプルは
ヘテロの積み重ねでしか作れません。
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手放した個体が次世代の鍵だった
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同じ設計が二度とできない
見た目より中身
失敗④ 全部いっぺんに混ぜてしまう
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優性も
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劣性も
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ついでにもう1つ
結果
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完成形は宝くじ確率
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中途半端な個体ばかり
劣性は先にまとめる
これは絶対に外せない基本です。
失敗⑤ 問題モルフ・致死リスクを軽視する
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聞いたことはあるけど大丈夫そう
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自分の個体は平気だと思った
これはかなり危険です。
致死・神経症状は運ではなく遺伝の問題。知らなかったでは済まされない
失敗⑥ 記録を取らない
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頭で覚えている
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あとでまとめればいい
数世代進むと…
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何のヘテロかわからない
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同じ失敗を繰り返す
記録はブリーダーの武器
失敗⑦ 「失敗=無駄」と考えてしまう
狙い通りじゃなかった個体を
「失敗」と切り捨ててしまう。
実際は
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別ルートの素材
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次世代の起点
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設計を修正するヒント
設計があれば無駄は生まれない
失敗⑧ SNSや相場だけを基準にする
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流行っているから
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みんなやっているから
落とし穴
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自分の環境に合わない
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再現できない
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続かない
自分の規模・飼育環境が最優先
失敗⑨ 相談しない・確認しない
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聞くのが恥ずかしい
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自分で調べたつもり
現場では
「一言聞けば防げた事故」が本当に多いです。
相談できる相手がいるかは大きな差
まとめ|失敗は経験、でも避けられるものも多い
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誰でも失敗する
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でも全部踏む必要はない
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先人の失敗は最高の教材
初心者が失敗するのは
向いていないからではなく、
情報の順番を知らないだけです。
この失敗まとめを知っていれば、ブリードはもっと安全にもっと理解しやすく長く続けられます。




