「仕組み」を理解すれば遠回りしない
ダブルモルフ、トリプルモルフは
運が良ければ突然生まれるものではありません。
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どういう遺伝子を
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親がどんな状態で持っていて
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どんな順番で重ねていくのか
この基礎を理解していないと、
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欲しいモルフが出ない
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致死のリスクに気づけない
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何年も遠回りする
ということが起こります。
まず大前提:モルフは「重ねて作る」
複数モルフとは、
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ダブル:モルフ2種類
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トリプル:モルフ3種類
が1個体に同時に入っている状態です。
「新しい遺伝子が増える」のではなく、
すでにあるモルフを1つずつ積み重ねていくだけです。
親が持つ遺伝子の基本構造
1モルフにつき遺伝子は2つだけ
ここを最初にしっかり押さえます。
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親も子も
1つのモルフにつき遺伝子は必ず2つ -
モルフが増えても
このルールは変わらない
❌ 遺伝子が4個・6個になる
⭕ モルフごとに2個ずつあるだけ
モルフには「遺伝形式の違い」がある
複数モルフを作るには、
遺伝形式の違いを理解しておくことが必須です。
主な遺伝形式
| 遺伝形式 | 特徴 | 代表例 |
|---|---|---|
| 優性 / 共優性 | ヘテロでも見た目に出る | パステル |
| 劣性 | ホモでのみ発現 | アルビノ |
| 半致死 | ホモで問題が出る場合あり | 一部共優性 |
👉ダブル・トリプルでは
この違いが混ざるのが当たり前です。
見た目に出ない遺伝子が鍵になる
ヘテロの重要性
複数モルフ作りで最も重要なのがこれです。
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見た目ノーマル
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でも遺伝子は持っている
= ヘテロ個体
ヘテロを理解していないと、複数モルフは作れません。
ダブル・トリプルは「一世代で完成しない」
初心者が一番勘違いしやすいポイントです。
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シングル → ダブル
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ダブル → トリプル
は、普通は何世代もかけて作るものです。
よくある流れ(例)
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パステル × アルビノヘテロ
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パステル(アルビノヘテロ)を作る
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さらに別モルフを掛ける
段階的に積み上げるのが基本です。
「狙う順番」を間違えると遠回りする
効率の良い考え方
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劣性モルフは先に仕込む
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優性・共優性は後から重ねやすい
理由は、
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劣性は見た目に出ない期間が長い
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優性はすぐ確認できる
からです。
致死・半致死を事前に調べる
複数モルフでは、
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共優性 × 共優性
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特定の組み合わせ
で、問題が出るケースがあります。
「派手だから」「珍しいから」ではなく、安全かどうかを最優先に考えます。
血統・記録管理は必須
ダブル・トリプルを狙うなら、
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親の遺伝子情報
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生まれた子の状態
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掛け合わせ履歴
を必ず記録します。
これがないと、
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ヘテロの把握ミス
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危険な掛け合わせ
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計算不能
につながります。
確率を理解して「出なくて当たり前」を知る
トリプルモルフは、
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出現率1〜数%
という世界です。
1腹で出なくても失敗ではありません。
計算上「低い」だけです。
初心者がやりがちな失敗
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見た目だけで親を選ぶ
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ヘテロを軽視する
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一世代で完成させようとする
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致死を調べない
知識があれば、すべて避けられます。
まとめ
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複数モルフは「積み重ね」で作る
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1モルフ=遺伝子2つのルールは不変
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ヘテロと世代設計がカギ
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安全と記録が最優先
複数モルフ作りは、運ではなく設計です。




